地方中小企業勤務の夫の退職金は寸志です。
でも とってもアテにしています。
定年後の大事な大事な”虎の子”です。
だから退職金があるうちに辞めないとダメなんです。
「退職金があるうちに辞めよう」というのは
会社が倒産前に辞めるということです。
(もしかして もしかしての話ですよ)
ふつう会社が産したらどうなるか、、
破産法という法律で決まっているそうです。
負債がいっぱい(たぶん)。
「お金返して~」っていう人がいっぱいだと思います
借金は債権、貸している人は債権者、、
給料が支払われていなければ 従業員も債権者です。
会社に残った財産と負債を整理して手続きが行われますが
優先的に支払われるものを
財団債権 といいます。
財団債権 の中でも優先されるのは
破産管財人の報酬
納期限未到来、または納期限から1年経過前の租税公課
破産手続開始前3か月間の給与と退職金
残念ながら3か月なんですね、、
ドラマなんかで半年くらい給与がなくて、、というのが出てきますが
3か月分は泣くしかないんです。
退職金といっても勤続年数分の退職金ではなく 3か月間の給与に対する退職金額です。
例)ひと月の給与が20万でそのの5%って決まりになっていたら
20×5%=1万 1万円×3(か月)=3万円
今の破産法はこんな感じですが
なんと2005年の法改正前は、
諸税金は全て財団債権(期限の区切りがない)で
給与は財団債権ではなかったそうです。
税金が最優先でお金が残らない。従業員の給与は、、、
我が家は はっきり言って
3か月の給与よりも
3か月の給与に対する退職金よりも
30年勤続した退職金のほうが心配です。
(もしかして もしかしてですが)
旦那の会社が倒産したら
3か月分に対する退職金しか出なくなります。
寸志程度しか出ないであろう退職金でも
倒産時の「給与3か月に対する退職金」よりは多いはずです。
長い勤続年数がむだになります。
だから なんどか
退職金があるうちに となったわけです。
もちろん 負け惜しみも入ってます。
継続雇用か 雇用延長か ってごたごたしているうちに
(もしかして、の話)「倒産」したらどうするの、、
今の会社にこだわらず
雇用がダメなら
60歳でさっさと退職して
ほかの会社を探てもいいんじゃないかと、、
ちなみに 再雇用の場合は
いったん退職して再雇用ですので 退職金をもらった後に働きます。
いま倒産すると、、、おーコワイ
(もしかして もしかしての話です、きっと大丈夫)
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