老人漂流社会-老後破産の続テレビ?

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2015年8月30日、もう寝ようかとしていたら旦那さんがNHKのテレビを見ていた、 
音量が大きかったのでついつい引き込まれてみてしまった。

「老人漂流社会 急増する親子共倒れ(老後破産の続き?)」

「介護のために子供が会社を辞めて行き詰る」
というのは今までもあったし判るし想像できる。

この場合経済的負担と介護の精神的肉体的プレッシャーが半々に混ざり合って逃げ場がなくなっていくのだろう。
長年住んでいる土地ではかえって弱い立場は見せたくない。
親のメンツもあるだろう。
子供は仕事を辞めてもまだ年金のもらえる年齢ではない

今回の放送のテーマになっていたのは 「経済的に苦しい子供」と高齢親との同居だった
30歳の時の子供なら
 40歳子と70歳親
 50歳子と80歳親

収入は親の年金と収入、、、

疑問に思ったこと
・高齢親に仕事があるのに40~50代子に仕事が無い(少ない)のはなぜだ?

 介護が必要な親の場合も出演していてその場合は年金収入のみ、、
 子供が非正規雇用なのが一番の問題 ということだった。
 非正規だと年齢が上がっても給料は安いからだそうだ。

・子供がみんな独身だったら生活費はかわらないのでは?
 非正規で給料が上がらなくても独身なんらお金のかかる子供はいない。

バブルがはじけて24年
当時20歳なら44歳、、不況の中の生活だったんだろうなあ。
非正規が急速に普及していまは40%らしい(最後に言っていた)

親は元気でも年を取ると不安になる
子供と同居することで経済的にひっ迫しても一緒に住んでいたい。

子供のためにと同居した親がいつのまにか負担になっていったり
親のために同居した子が親の負担になったり
弱者同志ではお互いをささえられない現実があった

とにかく「介護同居だけはしてはいけない」と痛切に思った

経済的に行き詰らなくても 介護のいろいろなサービスが同居者がいることで後回しにされてしまう。
同居していても後回しにされることなく普通にサービスを受けられる制度にしないと悪循環だと思う。悪循環から抜け出せれば同居している親族がいるだけで介護サービス側も負担が減るのだからどっちもwinwinとなる。
まず 「同居者がいるから」という安易な考えは止めて欲しい。

私たちの年齢になると親は高齢者だが
「絶対に同居はしたらダメよ、介護サービスが受けられなくなる」と話題になる。
同居できるのに
「親は一人暮らしで、、、」と介護サービスに説明が必要になる世の中、、、どうすればいいのか、、、

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