これは私がそうだったので思うのですが、、、
親が子のためにお金を使うことを
子は全くなんとも思っていません。
大人になるまでは 両親が育てることは普通ですし
そのためにお金がかかることもあまり考えません。
今月大変なんだよ~
とか
進学するなら学費の安い国公立にね
とか
お金のことで いろいろ言われますが
まあ 結局はどこかから出てくるものでした。
「頼みもしないのにお前が勝手に出したんだろう」
とまでは思いませんでしたけど、
「ありがたい」とか「感謝する」とか改めて思うこともありませんでした。
学校の授業で「感謝の言葉」とか書けと言われても
ありきたりな ことを書いておけばよかったし、
とにかく何も考えていませんでした。
大人になってからもおなじです。
深く考えていませんでした。
家庭を持ってからも、子供(親にとっては孫)ができてからも同様です。
「おら、、出せよ」
と、出したてもらって当然だ とまでは思わなくても
何となく親が出してくれたり買ってくれたりするものをあたりまえとして受け取っていました。
ありがとう とは言っていましたが、、、
今 自分が親の立場
いい大人になった子供 を持つ親 になって思います。
子供が仕事先から帰省するとあれこれしています。
孫が出入りしてもあれこれしています。
もちろん ありがとう とか ご馳走様 とかの言葉はいってくれます。
でも、自分を思い返して思います。
それほど感謝ししているわけでもなく
何となくパターン的に口から出ているだけなんだろうなあ と。
自分がそうでした。
親も感謝が欲しくてやっているわけではありませんしね。
むしろ 負担することで喜んでいる一面もあります。
「してあげるのがうれしし」、「頼られるのがうれしい」とかね。
こういう感じで使うと
孫尽くし貧乏、
成人子尽くし貧乏
になのでしょうか?
私は自分が家庭を持ってからも、親が定年してからも
「親の経済状態」を考えることもなかったです。
年金がいくらもらっていて
貯金がいくらあるのか
先の心配がないのか、、
考えたこともありませんでした
何も言わないので 有るのだろう と
いやいや、、
「有る」とも「無い」とも思わなかったです。
あんまり興味もありませんでした。
出してくれるならラッキー!!
と思うだけ
「無理しているんじゃないか」
「大丈夫だろうか」
とも 思ったことはありません。
ひどい娘です。
といったことを お盆に帰省していた姉と話しました。
姉もあまり考えたことはなかったそうです。
子供って多分
「うちには金がない」とはっきり言わないと気が付かないと思います。
でも
親は無くても何とかしてお金をかき集める悲しい習性があります
子供には お金がない とは
言いたくありません、知られたくありません。
多分うちの子もはっきり言わないと気が付かない。
いや 今現在 困窮状態ではありませんよ。
こういう感覚って その年になるまでわからないものですね。
うちの親もその親のことをそう思ったのでしょうか、、
順繰りで回るってことでしょう。
親がしてあげることは子供はなんとも思わない
ということはわかっておかないといけません。
あれをしてやった、これをしてやった とうざい親にはなりたくないです
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