間もなく夫の定年日です。
先日子供に電話してしまいました
内容は「父親の退職について」、、
どこかに提出する書類のような電話タイトルですね、、
どんなことかと言えば
「〇月〇日、お父さんが定年になるよ、、
”お疲れ様”とか簡単な”ありがとう”をメールでいいからしてあげてね」
ということ。
我が家って ドライなんです。
行事事をあまりしません。
もちろん誕生日とかも、、
別に誕生日とか父の日とかはいいけど
さすがに”定年”はね、、
お父さん 家族のために頑張ってきたし、、
一応、子供を育てたわけだし、、
電話したら案の定 気にもしていなかったみたいです。
”定年”であることは知っていたんですけどね。
「あ、、そうかそうか」、、みたいな感じ。
あまり 大げさなことはいらないんです。
本当に メールで「お疲れ」程度で。
子供の負担にもなりたくないしね。
子供たち、、
「うっかりしていた、親父なんかほしいものないの?」
という感じでした。
もちろん 物はお断りしました。
特に難しいなあと思ったのは
結婚している息子のほう、、
お嫁さんに気を遣う、、
お嫁さんからしたら「義親が催促している」みたいな。
息子だけが父親の定年を気にかけてくれればいいだけで
お嫁さんは 関係ないんだけどなあ(仲が悪いわけではありません)
この息子には 特に「物はいらない」と 確認しとくかなあ、、
もう お嫁さんに「母親から連絡あった」と言っちゃったかな、、
「あのババア(姑)が催促しやがった」とか思ってないよね。
言っておきますがとてもいいお嫁さんですよ、仲良くしています。
しかし しかし、、夫の親は 煙たいものです。
それは 仕方のないことです。むかしむかしから普通のことです。
実は 親の定年については 私自身が後悔する部分があります。
実父親の定年の際、母が私に言ったんです。
「今日でお父さんが定年だけど ちゃんと挨拶をしなさいよ」って。
で 若い私が何をしたかというと、、
何かをした思い出がないんです。
何かを言った とは思いますが、きちんと言えなかったというか
ダメ娘です。
「ありがとう」か「おつかれさま」的なことは言ったと思うんですが
日々の会話 的なことしかしてないと思います。
なんとなく後悔したことは憶えています。
今になって 心のとげ のように思い出すんです。
母親はどうしてほしかったんだろうか?
とか
父親はちゃんと受け止めたのだろうか?
とか
いま自分が上年齢の当事者だから思うことです。
「その時になってわかる」というやつですね。
親の気持ちの一部も子供を持ってみて気が付くことがあります。
当時の下年齢の当事者だったそのころは
自分のことや生活にしか興味がなくて
定年をする親の気持ちや 子育ての感謝なんてわかりませんでした。
自分のことは棚に上げて
わが子に 実母親と同じことをしてしまいました。
さてさてどうなることやら、、
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