インノクソ(犬の糞)方言、なんでしょう

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退職後日記や雑記

インノクソ(犬の糞)、いきなりちょっとお下品な言葉です、スミマセン

愛家の話でも犬の散歩のマナーのお話でもなく、健康と方言のお話

「インノクソ(犬の糞)」とは「目もらい」のことです

あ、、「目もらい」はすでに方言らしいです(知らんかった)

「ものもらい」が一般的、、そうか(⁠•⁠‿⁠•⁠)

 

–目もらい–

北陸(福井・石川・富山)と九州の一部(長崎県・大分県)の方言だそう

–県の位置関係から両地域間で直接的に伝播したのではなく、各地域で違う語源から独自に生み出した形式–(参考ロート製薬さん)

なるほどなるほど、、

 

目がゴロゴロして、目やにが出て、痒くて、、やがてまぶたが腫れ上がり、痛痒くて、ひどい時には目が開けられなくなるというアレです

眼科病院に行って医師がスッと何か処置すると、良くなるアレです

このごろは初期症状が出ると抗菌目薬で対処してやり過ごしてます

医学的には「麦粒腫」か「霰粒腫」だそうです

麦粒腫・霰粒腫はまたちょっと違うものらしいです

 

先日、抗菌目薬を買ったときに、親がものもらいのことを「インノクソ」と言っていたのを思い出しました

アマゾンさんで風邪薬が買えなかったのでヤフーさんで抗菌目薬

親だけでなく、おじさんも「インノクソ」と表現していました

学校に行くまで私もそう思ってました

 

調べたら、はじめは「鹿児島の一部での表現」とでてきましたが、さらにいろいろ読んでみると 熊本、福岡、佐賀、長崎、とでてきて 昔は九州全域で使われていたみたいです

九州各地の方言いろいろの中に 変わった言い方として「ウチではこういう言い方もあります」と何個か登場しています

日本各地の言葉が共通語化するときに九州でも使用頻度がなくなったみたいです

親世代もずっと九州住みです

私としても「インノクソ」はちょっとお下品な表現で使いにくいです

親世代が使っていて今では使わなくなった表現が他にもいっぱいあるはずです

その子供の私はもう60代で、幼い頃の周りで使っていた言葉の記憶もおぼろです、思い出したらまた書きますね

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